若者の声を集め、若者による政策提言を行うために岐阜市近郊に住む15歳から24歳までの若者を募集します。
事業の背景と目的
若者の選挙投票率の低下は、まちへの関心の薄さを示しています。ぎふの未来を担うのは若者です。まちが持続発展するためには、次代を担う若者の思いを引き出し、ぎふのまちの人々に伝えることで、若者が力を発揮できる環境を創ることが必要です。
岐阜青年会議所では、新しいまちづくり運動ビジョン「人々が躍動し持続発展するまちぎふ」の達成へ向けての第一歩として、若者が岐阜のまちの現状やSDGsの考え方を学び、理想のまちの実現へむけての政策提言を行うことで、ぎふのまちに若者の思いが伝播し、若者が活躍できるまちへと変わるきっかけを創ります。
事業の流れ
事前準備
1月〜3月:参加者1次募集
4月〜5月:参加者2次募集
1次募集の状況から引き続き岐阜市近郊に住む15歳から24歳までの若者を募集します。
政策検討
5月16日:スタートアップセミナー
政策を検討するテーマ「ぎふのまちが持続発展するための政策」やチームが発表されます。市長である柴橋正直氏をお招きし、岐阜市長からみた若者の力の重要性を話して頂きます。たかまつなな氏をお招きし、なぜまちに若者が必要なのか、若者が政治やまちづくりに主体的に参加する必要があるのか、まちに声をあげていくことが重要なのかについて、笑いやSDGsの視点も交えながらワークショップを行います。
5月〜7月:チーム別活動前半
中間発表に向けてチームで選んだ岐阜市の課題を解決する政策を発表できるよう4回にわたって取りまとめていきます。
- キックオフミーティング:取り組む分野に合わせたぎふのまちの「現状」を知ります。
- 第1回ミーティング:ぎふのまちの現状から「問題点」と「要因」を考えます。
- 第2回ミーティング:ぎふのまちの課題を解決するための「具体的な取り組み」を決めます。
- 第3回ミーティング:具体的な取り組みを中間発表会に向けて資料にまとめます。
7月22日:中間発表会
チーム別活動前半で作り上げた政策を発表して参加者が投票することで、8月29日の政策発表会(8月例会)で発表を行う8チームを選出します。各分野のコメンテーターから各チームの政策に対して講評を行います。
7月〜8月:チーム別活動後半
中間発表会で得たフィードバックをもとに政策案のブラッシュアップを行います。
ステージ発表8チーム
中間発表会で選出された8チームは、政策発表会で魅せる発表目指して3回にわたって発表資料を仕上げていきます。
- 第4回ミーティング:中間発表で得た講評をもとに政策案を磨き上げ、発表資料を作成します。
- 自主活動:チーム毎で必要に応じて都度活動を行います。
- リハーサル:発表の練習と発表資料の最終修正を行います。
ホームページ作成32チーム
政策をまちへ訴求するためのホームページを3回にわたって作り上げていきます。
- 第4回ミーティング:中間発表で得た講評をもとに政策案を磨き上げ、ホームページを作成します。
- 自主活動:チーム毎で必要に応じて都度活動を行います。
政策発表
8月29日:政策発表会(8月例会)
ステージ発表8チーム
チーム別活動後半で磨き上げた政策を発表して、市民や参加者が投票することで最優秀チームが決定します。
ホームページ作成32チーム
ホームページを公開して、市民や参加者が投票することで最優秀チームが決定します。
政策提言
9月:政策提言書作成
政策発表会で最優秀に選抜されたチームを中心に、若者が作り上げた政策を、 ぎふ若者会議としての提言書として取りまとめます。
10月:岐阜市長訪問
政策発表会で最優秀に選抜されたチームが岐阜市長を訪問して政策提言書を手渡しします。
事業の効果
政策提言
若者の力やスケールを知ることで、若者の意見を積極的に取り入れるきっかけとなります。
市民
メディアなどを通じて若者の声や力の重要性を知ることで若者と共に取り組んでいくきっかけとなります。
若者
一連の活動やメディアで活動を取り上げられることを通して得た達成感を得ると共にまちへの思いを高め、まちのために行動を起こすきっかけとなります。
公益社団法人岐阜青年会議所メンバー
若者の力を活かしながら、進めた一連の経験や若者の多くの声を集めたことを活かして、ビジョン達成に向けての道筋を明確にします。
ぎふのまち
若者活躍社会のムーブメントが起きる。持続発展するぎふのまちに若者の力が必要だという風土が、ぎふのまち全体に醸成されます。
主催・共催・後援
主催
公益社団法人岐阜青年会議所
共催
岐阜市
後援
岐阜県、瑞穂市、本巣市、山県市、笠松町、北方町、岐南町
岐阜県教育委員会、岐阜市教育委員会、岐阜県高等学校PTA連合会、岐阜商工会議所